三種の神器の一つ「草薙剣」が宿る聖地

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みなさん、三種の神器はご存知ですか?

八咫鏡(やたのかがみ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)です。

これらは、日本神話において、天孫降臨の際に、天照大御神がニニギに授けたとされる宝物です。

この三種の神器の一つ、草薙剣が収められているのが、名古屋にある熱田神宮です。

今回は、熱田神宮についてご紹介したいと思います。

概要

熱田神宮は、日本の古代史に深く根ざした神社で、なんと1900年以上の歴史を誇ります。

この神社は、第12代景行天皇の時代に建立されたと伝えられ、その神聖さと歴史的な価値から、

全国各地から参拝者が訪れています。

熱田神宮は、その歴史的な背景だけでなく、広い境内はとても美しいことでも知られています。

その境内は、約20万平方メートルもあり、数多くの社殿や古木が立ち並んでいます。

そして、この本宮には、草薙剣が祀られており、多くの参拝者がこの神聖な場所で祈りを捧げます。

建物自体も、荘厳かつ美しいデザインで、伊勢神宮の本宮にも似た造りになっています。

千年以上の歴史を持つ大楠や、風情ある神楽殿なども見逃せませんね。

特に、静寂の中で自然と向き合い、古の時代に思いを馳せる時間は何とも言えないものがあります。

アクセス

熱田神宮
〒456-8585 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
TEL 052-671-4151 

Screenshot

こちらの図の通り、名古屋駅からもすぐ近く、神宮前駅(名古屋鉄道)が最寄り駅となります。

JRの熱田駅も近いです。

名鉄で行っても、JRで行っても名古屋からは10分程度で行ける好立地です。

また、南門近くにはひつまぶしで有名なあつた蓬莱軒 神宮店がありますので、

参拝後にはぜひ行ってみてください。

但し、あつた蓬莱軒はめちゃめちゃ混んでますので、早めに並ぶことをオススメします笑

草薙剣の歴史

さて、ここ熱田神宮に祀られている草薙剣ですが、その起源は、日本神話にさかのぼります。

かの有名な英雄、スサノオノミコトが出雲の地でヤマタノオロチを退治した際、

その尾から現れた剣が草薙剣とされています。

この剣は、後にアマテラスオオミカミに献上され、天孫降臨の際に、

三種の神器としてニニギに授けたとされ、その後、三種の神器を所持することが

皇室の正統たる帝の証しであるとされ、皇位継承と同時に継承されてきました。

しかし、この草薙剣が熱田神宮に至るまでの道のりは、単純ではありませんでした。

日本神話によれば、ヤマトタケルノミコトがこの剣を持って東征を行った際、

剣の力で危機を乗り越えたと伝えられています。

その後については、諸説ありますが、ヤマトタケルノミコトは尾張国でミヤズヒメと結婚し、

ミヤズヒメの元に剣を置いたまま、悪神を討伐に行ってしまい、そのまま亡くなったとか・・。

ミヤズヒメが、ヤマトタケルノミコトと草薙剣を祀ったことが、熱田神宮の起源だとか。

その草薙剣は今もなお、ここに祀られています。

草薙剣の伝説と現代

草薙剣は、単なる神話の遺物ではなく、今なお日本の心に深く根ざしています。

天皇の即位式において、この剣が使用されることは、歴史と伝統の象徴としての役割を示しています。

また、草薙剣が宿る熱田神宮は、日本の文化や歴史に触れる場として、

現代の人々にも重要な意味を持っています。

毎年、熱田神宮では多くの祭りが開催され、その中でも特に有名なのが「熱田祭り」です。

この祭りでは、草薙剣に関連した様々な行事が行われ、

多くの人々がその神秘と歴史を体感しに訪れます。

熱田神宮は、地元の人々にとってはもちろん、

全国から訪れる観光客にとっても歴史を感じる特別な場所です。

まとめ

草薙剣が宿る熱田神宮は、日本の神話と歴史が織り交ぜられた、神秘的で魅力的な場所です。

歴史を感じながら、境内を散策し、古の時代に思いを馳せるひとときは、心を豊かにしてくれます。

もし皆さんが日本の歴史や神話に興味があるなら、ぜひ一度、熱田神宮を訪れてみてください。

草薙剣の伝説が今も生き続けるこの聖地で、心洗われる時間を過ごすことができるはずです。

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